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ジュニアユースチームのトレーナー活動

こんにちは!

先日怪我人が多くいたので、サッカーボールを使ってヨガをやりました。

言葉の掛け方、ボールに意識を向けていくのかそれとも姿勢に意識を持っていくのかによって身体に変化が出てきます

普段は足で扱うボールですが、手で使う(GKやスローインでは使いますけどね)ことでヨガのブロック(形は全然違いますけどね笑)のように

使って刺激を入れていくことも面白いです。

横浜のエストレーラインファンチルでは以前からアジリティのトレーニングや動的ストレッチを応用して身体作りを行っていました。

現在(もう5年目でしょうか?)では行う会場もフワフワした人工芝に変え、45分間の時間を使い、サッカー選手というよりアスリートとして身体をどう使うか、使えるかを念頭に入れながら選手にメニューを与え、その後サッカー特有の重心移動とボールと身体の繋がりを持ちながら行うコーディネーションステップワークを行い、そして最後にスプリントをするというシンプルなものに変わりました。

ですが、この背景には以前山梨学院大学附属高校の野球部でフィジカルを指導されていた方とお話しした際に『子供たちに足らないものはこういうものなんだよ』とお酒を交わしながら、お蕎麦を食べながらお話を聞いたことがあります。

その方は突然お亡くなりになりもうお話は聞けなくなってしまいましたが、そういう考え方を引き継いで育成年代に落とし込んでいくことが残された人間のすべきことなのかなって思います。

重要なことってそれはそのスポーツが好きになることが一番です。でもそのスポーツに勝ち負けがあるとなった場合、そこには努力とか頑張るとか、昔で言えば根性とかそんなものがあると思うんです。

勉強と一緒で苦手な科目があると逃げたくなるけど、受験で内申をあげるには勉強をしないといけないのと同じように、身体で当たり負けするなら鍛えないといけない(中学年代では無理にベンチなどはしないし、腕立て20回なんてしません)し、走りが遅いなら走り込まないといけない(ある程度のレベルになったら走るトレーニングも質が変わります)。

重要なのは好きだったら、その先に自分が何をしたいのかという目標を立てることなんだと思います。目標がないから例えば喧嘩をしたり、窃盗とかタバコやお酒などに手を出してしまうんだと思うんです

目標って人によって違うから自分だけの目標を立てていいし、人と比べる必要なんてないんです。4軍の選手が3軍にあがりたいっていう目標は素晴らしいし、それが1軍の選手からしたら『はぁ、そんななの?』って言われてもそれを達成したら次は2軍だ!って新たな目標を立てればいいんです

逆に1軍の選手はどうだろうか、1軍だから俺はこのままでいい。あいつらどうせ上がれないし。でも他の選手が努力し、先生に認められその1軍の選手が2軍になったらどうなりますか?

目標が1軍にいることではなく、何も努力せずそこに入れればいいという漠然な気持ちだけで所属する。そんな選手ははっきり言って腐ります。そして腐ったみかんになり周りに伝わります。

気持ちを強く持つことは難しいです。でも行動をすることで強い気持ちが芽生えます。でもやらされている行動は憎しみや蔑みや馬鹿にしたりといった気持ちが強くなりやすく、自らが行動していくものは意欲や前向きな活動が見られます

あなたがどっちの選手になりたいのか?そもそも目標のない選手はなんでそこに所属しているのか?保護者から言われて所属しているのであれば助言します

『すぐ辞めなさい』

そして違う自分が意欲的に行動できるものを見つけ自分の道を切り拓いたほうが時間を有効に使えます。

今の時代、耐える時代ではなく『自分の生活しやすい、生きやすい場所を見つける時代』だと思います。

いろんな人がいろんなことを伝えます。

自分の言葉もその1つでしかなく、この文章が響く人とどうでもいい人といろんな人がいます

4月から新たな年度に入ります。

あなたにとって目標の持てる1年でありますように。

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