気づかないことは罪ではない
5月から通院をされている患者さん
いろんなところへ通っていたようで、いろいろな情報がわかりました笑
中でも自律神経のことまで介入してくるところが施術をする場所でもないのにもかかわらず、手技治療をするようで
もはや、この業界もカオスだなとつくづく思いました。
いわゆる
1、症状の改善ができるかどうかと言う選択と
2、安いか高いか
クライアントの選択はこの2つが大きく関わってくるでしょう。ちなみに当院は保険診療であっても自費診療も関与してくるので
料金は大体5000円は越えます。
でも結果を出すのでそれなりにリピーターはきますし、別に何回も来なくてはならないとか毎回今度いつきますか?
といった予約へのバイアスをクライアントに加えることはありません。みなさんそれなりに経済とのバランスを考えて通院をしていることがわかりますので。
で、話は戻しますがそんな患者さんも回数券を他で買ったことでお金をあまりかけられない、と言われたので
『別にお金をかける必要はないですよ、問題はその症状に対して向き合うことなので。向き合えないから人の手が必要になっているのですから』
とお伝えしたところ、3回目には自費で少し施術をしてほしいと言われました。
当院は筋膜リリースを元に施術をしているので、肩が硬くても足の施術から行います。限られた時間は10分。
自律神経を気にしているようなので、その説明もさせていただきながら時間は進んでいく。その日の施術は終了。翌日もご予約をご自身で取っていく。
2日目。軽くしか解していないところの中の部分が重だるい。患者の気持ち的には揉み返し、施術家から言えば好転反応、自分のトレーニングで炒めれば筋肉痛という解釈の部分です。(ロバを老夫婦が引いていて乗っている、引いていることを外の人間がいろいろ愚痴を言っている絵を知っているだろうか、そういうやつです。)
そんな説明をしながらその日も施術が終わり、また翌日のご予約をいただく。別に私から催促やお願いをしていません。
3日目。これが今回の本題。その患者さんが突然言い出した。
『今の状況ってずっと目の前に、もしくは徒歩30秒くらいのところにパン屋があったのにずっと気づかなかったような状態ですね』と。
はい、まさにその方はとても良い感性をお持ちの方でした。
自分の身体をうまく使えるようになってきたことで、それをどう私に伝えるかという言葉がこの言葉になりました。
みなさんはいろんなことに心が亡くされています。忙しいのはわかります。
でも身は1つです。身体に投資をすることも踏まえて仕事をしなくてはなりません。時間なのかお金なのか。施術なのかトレーニングなのか、栄養なのか
はたまた寝具なのか、入浴剤なのか、パジャマなのか、ソファなのか
自分の身体に合った身体のケアをしましょう。脳梗塞や心筋梗塞にならないように・・・
写真はGWで13世帯でキャンプにいった時の夜に行った花火をする息子。