重症の50肩の対処方
こんばんは!
今日は肩関節の話です。
肩は、上腕骨、鎖骨、肩甲骨、そして肋骨も含む4つの骨(肋骨は1つとして考えました)から構成されると考えます
この4つの骨に関わる筋肉や靭帯などが退行性変化(いわゆる老いによる組織の脆弱化)で腕が上がらないなどの症状が出てくるものが40肩や50肩と言われるものである
この40肩、50肩(以降肩関節周囲炎と記載)には早期に改善できるものと難治性のものがある
早期のものであれば1日で改善できるが難治性のものは数ヶ月もかかってしまいます
写真は一番最初に来院した時(上)と5週間後(下)の比較
この写真の患者さんは2ヶ月くらい通っており、その日は少し上がるが1週間ぐらい経つと少し元に戻ってしまいます。
当院では患者さんが普段から肩関節をどのように使っているかを考えながら肩関節の施術を考えます
構造はもちろん大事ですが、構造から日常動作を考え、動作に結びつけ施術を行うという流れです
施術前に色々検査すると思いますが、肩甲骨の高さや筋肉の張りは時間が経つと減っていくが、そこに原因はほとんどなく、調整してもすぐに戻っていくのが現状です。
当院は最初は自分でのトレーニングが多くなります。コッドマン体操というおもりを手首につけて関節の隙間を作りながら関節の可動域を広げていくことをします。
長年の癖や習慣は、同じ方向で常に動かしているため弱くなっているのだが、このことに本人は怪我をいや痛みを感じるまでわからないのである。なんで痛いのかなぁ・・・と思いますが笑
変化は自分では分かりにくいです。
腕が上がらない方で悩んでいるかたお待ちしています。