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整復と固定のアプローチ

こんばんは

最近骨折が流行っています

骨折はみなさんが思い浮かべるとすると

腕、足、指、腰の骨こんな感じでしょうか?

サッカーにおいては、足と腕が多い、ついで腰ですね

先日、脚の内果骨折が起きました。

固定をするとなると足関節90度、内果に関してはほぼ筋肉の大きいものが付着しないし、活動も浅いので骨の移動は少ない。

また、脚には4つの部屋があり、それぞれ中は組織でいっぱいなのでよほどでない限り骨がずれることがありません(上記90度固定をしていて動かなければ)

ただ、それにプラスしてテーピングで圧をかけてあげることで腫れも落ち着かせられる。これは骨の位置が正常に戻っていく反応です。

足首の捻挫でも矯正をしないでただ固定だけをしているだけと、矯正をして固定をしているのでは腫れの引き具合も違います。(この辺はドイツで学んできました)

何をしていけばその怪我が改善しやすくなるのかを考える

あ、整骨院でも揉んでいるだけで外傷を見ないところと、当院のように外傷ばかりの院があります。

なので、整形外科の先生は揉んでいるところという認知が強く、今回も専門家ではないということを患者さんつてにお聞きしました。

ただ、今回の処置などを保護者の方に説明し、患部の工夫や固定のサポートを見ていただければ専門家かどうかの判断ができると思います

また、固定が自宅でできることも重要です。

最近ではシーネ固定が多く、取り外し可能なので患部を拭きたい人も多いでしょう

でも包帯を外した後に巻きづらい包帯だと固定が甘くなったり、外れやすくなったりといくらシーネをしているからとはいえみっともなくなります。

できるだけコットン系の厚手の包帯を出していただき、自分でも巻けるようにできると衛生面でも良いですね

そして、腕の骨折も出ました

若干のずれがあるため、夜間痛があると言われたので死ぬほど痛いけど整復する?と聞いたら嫌だと言われたのでやめました笑

腕の骨折では若木骨折でもなるたけ整復はした方がいいです。

これはなぜかというと角度が若干でも数十年後は結構負担になります。

実際、30代男性サッカーのコーチをしている人の手首は10代の頃に手首の骨折をし、そこまで当時はひどくなかったが今の年齢になった時に少しぐらつきが出ていると言っています

もちろん、その時は痛いです。でも喉元過ぎれば・・・という諺もある通り、一瞬なのでその痛みに我慢し良い経過を過ごした方がいいでしょう。

ちなみにこれも外傷をしっかり見ている整骨院や接骨院でやってもらうといいと思います。

その後整形外科に受診していただき、整形外科と接骨院(整骨院)の『医接連携』をしっかり行っている接骨院(整骨院)を受信することをお勧めします。

当院も開業以来お世話になっている整形外科、そして大きい怪我などは大きい病院などへ紹介状も書いています。

気になる方はご連絡ください

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