ストレッチを考える
こんばんは。
身体のケアにはいろんな手法があります。
ストレッチやマッサージ、温泉、運動、トレーニングなどもケアと言われれば枠に入るかもしれません。個々の価値の問題なので。
ただ、身体の基礎、これを体力や運動能力と考えた場合。
トレーニングは向上、
マッサージや流行りの筋膜リリースなどは蓄積された疲労を取ってあげるのを手伝っている風である。
で、ストレッチは自分の能力を向上するものと考えている。
機能低下が起きて、治療で下がった能力を0まで戻し、そこから運動(トレーニングやストレッチ)で向上していく。
と、いうことは、能力が下がっているのに運動すればパフォーマンスは上がらないし、ストレッチも逆効果である。
じっくり行うストレッチは今ではトレーニング前にはほとんどの人がやらず、ブラジル体操のようにリズムよく、反動を使ったりして行うのが主流です。
が、じっくり行うストレッチは施術や治療の現場では頻繁に行いますし、重要だと私は思っています。
治療では関節動作の改善のために使います。
例えば、足首の捻挫でつま先が上に上がらない選手がいたとします。
その選手は次にスネが張ってきます。
無理をすると膝が痛くなったり、逆側の股関節や同側の腰が痛くなることも多くなります。
そうなってくると、原因はどこかわからなくなりますね。
最初に足首の関節を正常な状態に持っていく。我慢せず、不安があれば早期に来院し改善すること。疲労がたまると関節は動かしにくくなりますからね。
膝の痛みが多い人が最近増えました。
どうしても歩くときに膝が曲がってしまうために痛みが出てしますんですね。
では、どうすれば・・・は次回で。